No.1:レーシックの疑問

レーシックの歴史は?
レーシックは安全?
レーシックでの後遺症はあるの?
レーシックを受けて失敗しないために


レーシックの歴史

近視手術はかなり昔から行われており、すでに18世紀から行われていたそうです。
今あるレーシックと呼ばれる近視手術になったのは今から約30年以上前です。

この時期からエキシマレーザーが開発され屈折矯正手術はどんどん発展してきたのです。
アメリカを始め大きな近視手術を角膜放射線手術(RK)というものが行われていました。
このRK手術の成功のおかげで、レーザー手術が認可されることになったのです。

後にエキシマレーザーにより屈折矯正手術(PRK)の手術が行われるようになり、近視の人たちに光が差しはじめ、より一層身近になったのです。

しかし、このPRK手術の難点は術後の痛みが激しく現れることと術後の回復に時間を要することでした。
これを改善すべくレーシック(LASIK)が作られたのです。

最初のレーシック手術は1990年にギリシャで行われ、好評だったのを機に世界中で近視に悩む人たちを救ってきたのです。
まだ、日が浅いこのレーシック手術は、現在では世界中で年間200万件以上も行われています。

日本は、レーシック手術の最先端の技術を持って高度な治療が進められている国でもあります。


レーシックの安全性

実績を持った医者が正確に手術を行えば、現在の高度医療の技術を持った近視矯正手術においてほとんど異常や合併症が起こることはありません。

もし合併症を起こしたとしても、しっかりとした対応が出来るようになっているのです。

今ではレーシックは世界中で何百万人の人が受けている手術ですが、ほとんどの人が快適な術後生活を過ごしています。


近視手術を受けることは大きな恐怖や不安・勇気が要ると感じるのですが、手術自体は痛みも少なく約10分ほどで終わってしまいます。
手術を受けてみると案外拍子抜けするかもしれません。

術後の快適な生活が待っている事を思えば、約10分ほどの時間は耐えられるのではないでしょうか。


また、患者も医者の指示通りに術後生活をし、自己管理の方法をしっかりと守る必要があります。

万が一、術後の異常を感じた場合はすぐに手術をした病院へ行ってください。

ほとんどの病院ではアフターケアがしっかりとしていますので、術後のケアもしっかりと説明してくれます。
それでも不安がおさまらないなら、直接、先生にしっかりと手術・術後の説明や自分の疑問である所を聞いておきましょう。


レーシック手術での後遺症について

術後の後遺症として以下の例が挙げられます。
後遺症については全員に起こることは稀ですのであまり心配をすることはないです。
もし、何かしらの違和感や症状が現れたらすぐに担当の医者に相談をしてください。

痛みについて
レーシックの手術後によくある痛みとしては、 フラップを作る時の角膜を引っ張る際の強さが原因となるようです。 この痛みは徐々に引いていくので心配ないでしょう。 もし、かなり痛むようでしたら担当医に相談してください。
ドライアイについて
術後は眼球の表面が乾燥した状態になります。 眼の表面の神経を切断した為に起こる症状で、2ヶ月も経てば症状は和らぎます しかし、ドライアイが進行しないように点眼薬を注す様にしてください。
ハローグレア・スターバースト現象について
手術後、街灯などの光の輪がかかっているように見えるのを『ハロ』といいます。 夜の町で光などがにじんでまぶしく感じるのを『グレア』現象といいます。 光の回りに放射状に見える現象を『スターバースト』といいます。

それぞれ、レーシックを受けた人たちの間に現れる現象です。
半年も経てば気にならなくなるのが実状です。

夜に起こる現象なので車の運転などをする人は事前に医者に相談をしてみるのがよいでしょう。

結膜下出血について
白目の部分がとても赤くなってしまっている状態が続いている場合は、眼球の白目の毛細血管部分がレーシック手術によって傷ついて出血する現象です。 日常でも眼精疲労や疲れ目の症状で結膜下出血になる人もいます。 約1〜2週間で良くなります。


異物感について

眼の手術により違和感が感じやすくなっているのですが、この状態は2、3日で良くなります。

不正乱視について
フラップを戻す時のズレによって眼の表面にシワが出来ます。 これが原因で不規則な乱視が起きてしまいます。 軽い乱視であれば問題がないですが、生活に支障をきたすようなら再度フラップを伸ばす手術をする必要があります。
角膜炎について
術後、角膜の下で炎症を起こす可能性があります。 この症状は点眼薬を注せば元に戻りますが、ひどいようなら再度角膜をはがして洗浄する処置を行います。


レーシック手術で失敗しないために

レーシック手術で大きな後遺症が残るほど困難な手術ではありませんが、必ずしも残らないともいえません。

レーシック手術を受ける病院については、手術の実証例が多くベテランの眼科専門医師がいるところを選びましょう。
信頼出来る担当医に執刀してもらうようにしましょう。

眼の手術を行うに当たり、問診の際に持病や現在服用している薬など細かい項目があるのですが、薬の名称など曖昧に記載せず正確に記入をして申告をしましょう。
薬の名称は1文字違うだけでも、全く異なる薬の可能性も出てきてしまいます。

また、術後の感染症にも十分注意をしてください。
角膜は細菌やウイルスが繁殖しやすいので汚い手で眼を触らない、眼の回りを綺麗にしておく、お風呂には指定日以降に入る等の配慮をしましょう。
術後は点眼薬を病院から処方してくれると思いますが、これも必ず用法用量を守り使用してください。

その他に、患者さんの術後の生活も大変重要になってきます。
眼に強く刺激を与えたり、疲労しすぎないように心がけたりすることも重要です。